本日は善通寺市にある四国八十八ヶ所霊場第73番札所「出釈迦寺」をご紹介いたします。

「出釈迦寺」は真言宗御室派の寺院で、出釈迦寺の開基には、弘法大師幼少期の数ある伝説のひとつ「捨身ヶ嶽」縁起にゆかりがあります。
それは弘法大師が“真魚”と呼ばれていた7歳のとき、我拝師山に登り「私は将来仏門に入り、仏の教えを広めて多くの人を救いたい。私の願いが叶うなら釈迦如来よ、姿を現したまえ。もし叶わぬのなら一名をすててこの身を諸仏に捧げる」と、断崖絶壁から身を投じました。すると紫色の雲が湧き、釈迦如来と羽衣をまとった天女が舞い降り、雲の中で弘法大師を抱きとめました。命を救われ、願いが叶うことを示された弘法大師は、青年になって我拝師山の山頂を刻んで安置し、堂宇を立てたと言われています。
この場所は「捨身ヶ嶽禅定」といわれ元は札所でしたが、今は寺の奥の院と呼ばれ、境内から急坂を50分ほど上がった場所にあります。
弘法大師が虚空菩薩の真言を100万回唱える「求聞持法」を修めたことから「求聞持院」という院号がつきました。
ここで拝むとすばらしい記憶力が得られ、学業成就や物忘れにご利益があると言われています。

現在、手水舎ではお正月らしい和のテイストにアレンジされた「花手水」がお楽しみいただけます。
※1月30日まで手水舎にて「#七ヶ所まいり花めぐり」を開催されております。
奥の院には「天空の鐘」、出釈迦寺には「幸福の鐘」といわれる２つの鐘もあります。
また展望台から讃岐平野や瀬戸内海を一望できる絶景が広がります。
ぜひ四国八十八ヶ所霊場　第73番札所「出釈迦寺」へご参拝ください

四国八十八ヶ所霊場　出釈迦寺
（ホテルから車で約20分）
第73番札所
宗派　真言宗御室派
本尊　釈迦如来

〒765-0061　 香川県善通寺市吉原町1091
電話：0877-63-0073

当館ではお得なタイムセールプランをご用意しております。
心も身体もあたたまる温泉と美食でくつろぎの休日を過ごしませんか。
新型コロナウイルス感染拡大予防対策を徹底して皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。