2025年6月6日（金）に公開の映画「国宝」。 李相日監督が「悪人」「怒り」に続いて吉田修一さん（小説家）の作品を映画化されました。

国宝

任侠の家に生まれながら、歌舞伎役者として芸の道に人生を捧げた男の激動の人生を描いた映画作品です。

こちらの映画が撮影されたロケ地の１つが、【びわ湖大津館】。

大津市柳が崎にある文化施設「びわ湖大津館」です。「びわ湖大津館」の外観が歌舞伎座の雰囲気に近いということもありロケ地に採用されたとのこと。

　びわ湖大津館の建物は、昭和9年(1934)に滋賀県初の国際観光ホテルとして建設された「琵琶湖ホテル」の本館で、平成10年(1998)、同ホテルが浜大津に移転したのを受けて、大津市が譲り受け、当時の姿に復元改修しました。
　地上3階建て、桃山風破風造りの優雅な建物は、優れた近代建築として、平成12年9月に大津市の指定文化財になっています。設計は、岡田信一郎氏の設計事務所で、東京銀座の歌舞伎座、大阪中之島の中央公会堂などの設計もこの事務所が手がけました。
映画『国宝』では、外観が歌舞伎座の雰囲気に近いということもありロケ地に採用され、「日乃本座」（歌舞伎劇場）の外観やロビー稽古のシーンが撮影されました。

アクセス

びわ湖大津館は、県道558線沿いにあり、駐車場も完備されています。R大津京駅から徒歩20分ほどですので、当館からのアクセスも良好ですので、観光にいかがでしょうか？