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【スポット】大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)
更新 : 2022/4/7 17:51
皆様こんにちは。
今日は足を伸ばして呉に来てしまいました!
呉市は広島市から南に約25キロ。人口は約23万人です。
そしてやってきたのは「大和ミュージアム」
大和とはズバリ「戦艦大和」です。
戦艦大和は、21世紀の令和の世となった今でも、世界最大の戦艦です。
全長263m。排水量65,030トン。主砲の口径は46cmで、射程距離は40キロ以上。
多分記録が塗り替えられる事は無いと思います。
その戦艦大和が誕生した地が、広島県呉市なのです。
呉市の歴史は広島市よりも浅く、明治に街づくりが始まります。
理由は、海軍の拠点にうってつけの好立地だったから。
海軍の司令部(鎮守府)や工場(工廠)が設けられ、そこで働く人々が移住した事で人口が爆発。最盛期には約40万人が呉市に住んでいました。
やがて太平洋戦争の戦局が厳しくなり、呉も度々の空襲で大損害を受けます。
終戦4ヶ月前の1945年4月7日。
坊ノ岬沖海戦で、戦艦大和は撃沈されました。
大和ミュージアムでは、戦艦大和の生涯や戦争の悲惨さを訴えるだけでなく、時代に翻弄された呉の歴史も学べます。
それだけではありません。
戦艦大和には、今では大型船舶には当たり前の技術がふんだんに採用されていて、現在でも私達の生活に息づいている事実が紹介されています。
でも、やはり入って直ぐにある戦艦大和10分の1の巨大模型は圧巻です♪
大和ミュージアムでは、昨年大きなニュースがありました。
兵庫県の工場で、最近迄現役で稼働していた、大和の主砲を生み出した大型旋盤が引退する事になり、大和ミュージアムヘ寄贈の話がありました。
が、その費用4800万円の負担は余りに重く、クラウドファンディングで資金を募る事に。
広島カープでいう、樽募金ですね。
しかし、結果は関係者を驚愕させます。
開始から1日で、なんと目標を大きく上回る1億円以上が集まりました!
海外からの送金もあったようで、最終的には約6000人から2億6000万円以上の募金がありました。
大和ミュージアムでは、2005年のオープン以来のリニューアルが計画されており、この大型旋盤も立派な設備に保存される予定です。
これまでの累計来館者数は1400万人。
既に呉市の人口の60倍もの方々が来場されているのです。
戦艦大和を通じて、戦争の悲惨さや平和の尊さ、復興への歩み、現在まで活かされている技術など、学ぶことは沢山あります!
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