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    【名品紹介】広島仏壇

    更新 : 2022/4/25 18:09

    皆様こんにちは
    ホテルリブマックスPREMIUM広島です。

    まだまだある、広島の名品
    今日は、なんと「仏壇」のご紹介です。

    広島駅から、市内電車か路線バスで「銀山町(かなやまちょう)」で降り、そこから薬研堀通りを通って南の平和大通り方面に歩く事暫し。
    東西に繋がる「仏だん通り」と交差します。
    その名前の由来は諸説ありますが、かつてこの通りに仏具店が数多く軒を並べ、観光客などに場所を伝えやすいために、いつのころから「仏だん通り」と呼ばれるようになったそうです。
    ただ今では、スナックなどの飲食店が目立つ広島でも有数の繁華街となっています。
    ここで多く扱われている仏壇こそ、「広島仏壇(ひろしまぶつだん)」です。
    広島仏壇とは、広島市で主に作られている金仏壇を言います。

    広島仏壇の特徴は、高度な漆塗り技法と純金細工です。
    産地特有の材料として牡蠣の殻を細かく砕いたものを材料とした「胡粉下地(ごふんしたじ)」を使用。
    漆塗りの上塗り仕上げには「立て塗」という技法が使われ、その技術の高さは、各地の漆塗り職人が技術習得のため訪れるほどです。
    仏壇内部には親鸞聖人の生い立ちや仏教伝来を表す細やかな彫刻装飾が施され、表面には金箔が高い技術をもって贅沢に貼られており、その豪華絢爛な黄金の輝きは極楽浄土を表現しています。
    広島仏壇の製造工程は大きく7つに分けられますが、それらは「七匠(ななしょう)」と呼ばれる専門の職人達によって分業されています。

    なぜ、広島で仏壇づくりが盛んなのか。
    なぜ、派手な金色が多いのか。
    鍵を握るのは、広島に伝わる宗派です。

    広島は古来より浄土真宗の信仰が盛んで、親鸞聖人の弟子が光照寺や照林坊を開いて布教した歴史のある土地です。浄土真宗が推奨する金仏壇が信者に向けて多く製造されてきました。
    その後も領主・毛利氏の保護を受けて信者数は増大し、仏壇作りも盛んに行われました。
    1619年に浅野 長晟(あさの ながあきら)が紀州から広島に移ると、随従した職人が漆塗りなどの高度な技術を広島に持ち込み、仏壇製造の技術を大きく飛躍させました。そして1716年暾高という僧が京都、大阪から仏壇仏具製造の高度な技術を持ち帰り、さらに発展することとなったのです。

    仏壇の一つ一つに、日本の伝統文化と歴史が集約されているのですね♪

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