皆様こんにちは。

今日訪れるスポットは「紙屋町（かみやちょう）」です。
隣接の「八丁堀」「本通」「基町」と共に、広島市の中心部です。

地名の由来は、1591年に伊予国（現在の愛媛県）から来往した、伊予屋九郎左衛門が紙商を始めたことに由来しています。
広島開府当時から商業の中心地であった紙屋町は、正に広島と共に発展してきたエリアなのです。

紙屋町の中心は、「紙屋町交差点」です。
ここを中心に、相生通りが東西方向、鯉城通り（国道５４号線）が南北方向に延びています。

周辺には、地方銀行、都市銀行の本支店や保険・証券会社が多くあり、広島市そして広島県の金融・ビジネスの中心として機能しています。
交差点北側には、広島県庁、広島県警察本部、広島市水道局などの官庁が多く立ち並びます。
他にも、広島グリーンアリーナ（広島県立総合体育館）、広島城、原爆ドームなどが徒歩圏内に多く有ります。
ショッピングも便利で、そごう広島店やエディオン広島本店（旧デオデオ本店）、基町クレド、紙屋町シャレオといった商業施設も集中しており、広島本通商店街にも近く、広島市のビジネス・商業・観光の複合都心として機能しています。
更に、今建設中の「新サッカースタジアム」（旧広島中央公園）が2024年に完成予定。

紙屋町は、広島市内の交通の結節点です。
広島バスセンターからは、多くの広島市郊外、広島県内各地、長距離高速バスが運行されています。
路線バスも多くは紙屋町を通り（バスセンターとは別です）、バス停の数は９カ所に上ります。
また市内電車（広電電車・路面電車）は、この紙屋町交差点で「広島駅方面」「市役所・広島港方面」「西広島・江波・横川・宮島口方面」に分かれます。
電停は「紙屋町東」「紙屋町西」に分かれますが、隣の「本通」を含めて近接しており、乗り換えも可能となっています。
つまり紙屋町からは、市内電車のほぼ全線にアクセスできるのです。
更にアストラムライン「本通」と「県庁前」が紙屋町に隣接し、ここから「新白島」でJRに乗り換えることも出来ます。
そしてこれらを地下街の紙屋町シャレオが結んでいるので、徒歩での乗り換えがとても便利なのです。

更に、今建設中の「新サッカースタジアム」（旧広島中央公園）が2024年に完成予定。
これまで以上に多くの人々が紙屋町を行きかうことになるでしょう！