宿番号:320968
ホテルリブマックスPREMIUM広島のお知らせ・ブログ
【イベント】【名品】広島と駅弁 「あなごめし」
更新 : 2022/10/22 10:01
皆様こんにちは♪
10月14日は「鉄道の日」
日本で初めて東京(新橋)と横浜の間に鉄道が開業した日で、今年は鉄道開業150周年。
広島でも記念イベントとして、全国各地の駅弁を販売するイベント「祝・鉄道開業150周年 駅弁祭り」が10月14日から16日まで、広島駅新幹線口1階イベントスペースで開催されます。
開催時間は10時30分〜16時。売り切れ次第終了ですので、お早めに。
販売するのは、
北海道「いかめし」(780円)
富山県「ますのすし 一重」(1,600円)
石川県「紅の蟹(かに)弁当」(1,400円)
京都府「近江牛すき焼き弁当」(1,380円)
兵庫県「JR貨物コンテナ弁当」(1,500円)
岡山県「桃太郎の祭ずし」(1,100円)
宮城県「網焼き牛たん弁当」(1,280円)
など21種類。
まさにご当地駅弁大集合です♪
広島で駅弁と言えば、「あなごめし」は外せません。
ですが、「広島=あなご」と言う訳でもありません。
あなごは日本各地で水揚げされ、トップは島根県の632t。以下、長崎県513t、宮城県316tと続きます。
で、広島県はというと、 なんと52tで全国14位。
しかし広島では、郷土料理として「あなごどんぶり」という名で、主に宮島周辺で伝わっていたと、江戸時代の記録(芸藩通史)にも残っています。
明治になり、1897年9月25日に国鉄・宮嶋駅(現・JR宮島口駅)が開業したのをきっかけに、上野他人吉(うえの たにきち)が新しく駅弁を販売します。
「あなごどんぶり」を「あなごめし」に改良したのです。
アナゴのアラで炊き込んだ醤油味のご飯の上に、びっしりと敷き詰められた焼きアナゴは正に絶品。
また冷め始めると味が濃くなるのが駅弁向きで、買ってから3時間以上経ちましたが、筆者も美味しく頂きました。
そして、あなご飯を手にした多くの乗客たちから高い評価を受け、その評判は乗客と一緒に列車に乗って、全国に広がっていったのです。
駅弁・あなごめしの成功を目の当たりにした宮島島内や広島市内でも、次々とあなごめしを提供する店が誕生します。
ただ店舗毎に微妙に味付けが異なるので、興味のある方は食べ比べを是非♪
宮島口駅前にある「あなごめし うえの」は、 創業120年の老舗です。 駅弁・あなごめしを生んだ、上野他人吉の味を忠実に受け継いでいます。
すっかり広島名物となった「あなごめし」
是非、皆様もご賞味下さい♪
関連する周辺観光情報
他のホテルを探す場合はこちら