皆さまはお寺へお参りへ行くとき
何に注目されていますか？

仏像様、お庭、襖絵、所蔵されている美術品など
見どころはたくさんありますが

本日は「建築様式」にスポットを当てたいと思います！


ご紹介するのは
お写真の様な変わった形の窓。
ベルのような形ですが
お寺でよく見かけると思いませんか？


これは「火灯窓（かとうまど）」といいます。
火のともしびに似ていることからこの字があてられていますが
花頭、華頭、火頭、花灯、華灯、瓦灯、架灯
など表し方は様々あるようです！


この窓の形は鎌倉時代に
禅宗が日本にやってきたことから始まっています。
この形は当時から日本人のツボにぴったりはまり、
お寺だけでなくお城や住宅などにも採用されていきました。


滋賀県にある石山寺。
紫式部が源氏物語を書いたお部屋「源氏の間」があるお寺ですが、
そのお部屋の窓もこの形なので
「源氏窓」とも呼ばれているそうです(*^_^*)


禅のお寺には多く見られる火灯窓ですが、
それ以外の宗派でもときどき目にします。


お庭の眺めをより趣あるものにしてくれる
美しい火灯窓をぜひ探してみて下さいね(*^-^*)



ちなみに、何が禅のお寺なの？
とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
次回は禅宗について＆京都の禅寺について
ご紹介いたしますので
ぜひご覧ください(*^-^*)


以上本田でした〜



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