こんにちは！

今日のテーマは
京都の魅力の１つでもある
「寺社仏閣のお庭」です！


実はあそことあそことあそこは
同じ人が作ったお庭なんだ〜なんてことがわかると
よりいっそうお寺の趣を感じられるのではないかと思います。


今日は有名な庭師「重森三玲（しげもりみれい）」作の
お庭をご紹介いたしますヽ(^o^)丿


まず重森三玲さんですが
昭和初期の作庭家で、
この方の作るお庭の特徴はずばり
「モダンスタイル枯山水」！

京都で楽しめる重森三玲作のお庭はこちら↓


�@東福寺本坊庭園「八相の庭」
重森氏の出世作であり、代表作。
建物を取り囲むようにそれぞれ違ったテイストのお庭を配しています。
東…北斗七星を表した枯山水庭園
南…古典的な禅の様相をあらわす石庭
西…サツキを四角く刈り込み市松模様のように配した庭園
北…苔と石板によって細かい市松模様を表した庭園（お写真）


�A東福寺塔頭光明(こうみょう）院「波心庭（はしんてい）」
秋には別名「虹の苔寺」とも評される
苔の緑と紅葉の赤が美しい枯山水庭園。
もともとあったサツキを雲に見立て、
三尊石（三尊仏になぞらえた３つの石）を汲んでいます。
本堂から正面に眺めても書院から横向きに眺めても美しいです。


�B松尾大社「曲水の宴」「上古（じょうこ）の庭」
重森氏の息子が作庭した「蓬莱の庭」と合わせて
3つの重森作品を有しています。
「曲水の宴」…平安貴族の遊びである曲水の宴を彷彿とさせる
ぐねぐねと曲がった池、2色の石砂を敷いた枯山水、
迫力のある三尊石など遊び心のあるお庭です。

「上古の庭」…大昔(上古）の神社には社殿はなく
石に神様が宿ったとされ、松尾山の頂上にも磐座（いわくら）があります。
それをモチーフに多数の石を神様に見立てたお庭です。


�C重森三玲庭園美術館
重森氏が自宅に作った枯山水庭園や茶室を見ることができます。
国登録有形文化財にも登録されていて、
重森氏の個性的な意匠を楽しむことができます。
※要予約


いかがでしたか？
他にもいくつかスポットがありますが、
私の４チョイスでお送りしました！
やはりオススメは東福寺エリアですね♪

次回は「小堀遠州」編です☆


以上本田でした〜