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歴史の教科書で見たことあるやつ【六波羅蜜寺】
更新 : 2021/6/9 13:23
名前は知らんけど見たことある仏像ランキング
TOP5に入ると思っている
「空也上人(くうやしょうにん)立像」
京都の「六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)」で
実物を見ることができます!
目を閉じた弱弱しそうなお坊さんの口から
6体の阿弥陀様が出ているあれです。
社会で習ったわ〜!という方
多いのではないでしょうか(*^-^*)
まずは六波羅蜜寺の開祖、空也上人とはどんな人なのか、
簡単にご紹介します。
平安時代の中期に活躍した僧侶で、
口で「南無阿弥陀仏」と唱える
口称念仏を広め人々の救済に尽力しました。
民衆は彼を「市聖(いちのひじり)」と称して
市民のための聖者として慕っていました。
「南無阿弥陀仏」の1音1音が
阿弥陀仏さまの姿となって口から出てきた伝説を
表しているのがこの立像です。
製作したのは鎌倉時代の人気仏師、運慶の四男康勝。
そのほかにも六波羅蜜寺の宝物館では
◆平安時代
【国宝】 十一面観音立像
【重文】 薬師如来坐像
【重文】 地蔵菩薩立像
【重文】 多聞天立像
【重文】 広目天立像
【重文】 持国天立像
◆鎌倉時代
【重文】 増長天立像
【重文】 地蔵菩薩坐像
【重文】 吉祥天女像
【重文】 閻魔大王像
【重文】 弘法大師像
【重文】 空也上人像
【重文】 平清盛坐像
【重文】 運慶坐像
【重文】 湛慶坐像
と、数々の国宝・重要文化財を
間近で拝観することができます!
その表情、装飾、躍動感に
圧倒されることまちがいなしです(`・ω・´)
ちなみに余談ですが
六波羅蜜とは仏教の用語で
現世にいながら仏様の悟りの境地にいく為の
6つの修行のことをいいます。
-布施ふせ(人の為に見返りを求めず善いことをする)
-持戒じかい(ルールを守ってみんなと仲良く譲り合って生きる)
-忍辱にんにく(辛く悲しい時も時にはぐっとこらえて頑張る)
-精進しょうじん(向上心を持って最善を尽くして努力する)
-禅定ぜんじょう(心を平静に保ち落ち着いて行動する)
-智慧ちえ(知識だけでなく真理を見きわめる認識力を得る)
空也様が人々のために誠心誠意貫いてきた
仏教の教えをぜひ皆様も肌で感じてくださいね(*^-^*)
以上本田でした〜
***六波羅蜜寺***
住所:京都市東山区五条通大和大路上ル東
電話:075-561-6980
時間:8:00〜17:00
アクセス:京都市バス清水道下車、徒歩7分
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