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祇園祭やまほこのお話VOL.3【孟宗山】
更新 : 2021/7/2 18:10
毎日祇園祭の山鉾をご紹介していきます!
祇園祭のことを少しでも知っていただけたらうれしいです♪
本日は山鉾のご紹介の前に
山とはなんぞや!鉾とはなんぞや!について
簡単にご説明しますね(*´▽`*)
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山と鉾。
その違いは屋根の上にあります。
(若干のイレギュラーはあるのでざっくりお読みください)
●鉾(ほこ)
屋根の上に約20mほどのながーい真木(しんぎ)がのっていて
その先端に鉾の象徴が飾られます。
長刀鉾なら長刀、月鉾なら三日月など。
曳子さん(巡行で綱を曳く役)は40〜50人ほど。
真木をもたない鉾も3基あり、
船鉾(ふねぼこ)、綾傘鉾(あやがさぼこ)、
四条傘鉾(しじょうかさぼこ)は例外です。
●山(やま)
真木ではなく松の木(真松)が飾られます。
鉾のように曳子さんがひっぱる「曳山(ひきやま)」3基と
御神輿のように担ぐタイプの「舁山(かきやま)」20基に
分かれています。
車輪がついているので直進の時は車輪で進みます。
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さて、本日はVol.3
【孟宗山(もうそうやま)】です!
孟宗山の由来…
二十四孝(にじゅうしこう)という中国に伝わる
今後残しておきたいええお話集の中から
取り上げたエピソードです。
ある冬の寒い日病にふけっていた孟宗のお母さんが
「タケノコがたべたい」と言いました。
孟宗は山へ探しに行きますが
雪の積もる山にタケノコは生えていません…
孟宗はどうにかタケノコをゲットしたく
神様に必死にお祈りしながら掘り進めていたら
なんと一部だけ雪が融け始め、
そこからタケノコがでてきたのです。
そのタケノコをお母さんに食べさせてあげると
お母さんの病は癒え、天寿を全うしたんだとか。
山に乗っているご神体は
タケノコを見つけた孟宗の姿です。
真松には雪もあしらわれ物語をリアルに表現しています。
ちょっとにやっとうれしそうな表情をしている孟宗を
ぜひ見てみてくださいね♪
ちなみに孟宗山のちまきのご利益は「親孝行」です。
ステキ・・・!
次回は「木賊山(とくさやま)」です!
お楽しみに!
以上本田でした〜
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