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ホテルビスタプレミオ京都 和邸のお知らせ・ブログ
祇園祭やまほこのお話VOL.27【鯉山】
更新 : 2021/7/26 21:52
毎日祇園祭の山鉾をご紹介していきます!
祇園祭のことを少しでも知っていただけたらうれしいです♪
さて、本日はVol.27
今日は2本アップデー!夜ですが!笑
【鯉山(こいやま)】です!
鯉山の由来はずばり故事「登竜門」
聞きなじみのある言葉ですね(*^_^*)
昔黄河の上流には流れの激しい「竜門」と呼ばれる
峡谷がありました。
そこはそんじゃそこらの鯉じゃのぼることは
到底できないのですが
登りきることができた鯉には霊力が宿り
龍に変化すると云われていました。
そこから突破すれば出世する、そんな難関のことを
「登竜門」と呼ぶようになったのです。
こどもの日に掲げる「こいのぼり」も
もともとは登竜門が由来しているそうです(*^_^*)
この鯉山には立派な木彫りの鯉が乗っています。
今年も乗っていました!!!
なぜこの鯉山が祇園祭の山として残っているのかというお話も
実は言い伝えがあるんです。
ある大家さんがお家に帰ろうと琵琶湖の渡し船に乗った時
うっかり小判を3枚琵琶湖に落としてしまいました。
「か〜やっちまったな、でも仕方がない。
もともとなかったものと思おう。。」
そんな風に大人の対応で心を落ち着かせ帰路についていると
大家さんの長屋に住む若い男性に会いました。
そこで「ちょっと聞いてよ〜」なんて小判を落とした話をしたんです。
数日後、その男性は市場で鯉を買い
お家でさばいたところ、おなかの中から小判が3枚出てきたのです。
大家さんの小判じゃん!!!
そう思って大家さんにそのことを伝えに行きました。
しかし大家さんサイドは
「あなたが買った鯉から出てきたものはあなたのものだ」
男性サイドは
「あなたの小判と分かっているのに受け取れない」
と両社譲らず埒があきません。
そこでお役人に相談したところ
祇園祭の山にしたらどうか!って話になったそうです(唐突)
このお話って2人とも心がきれいで正直だからこそのやりとりですよね。
お役人さんはこれを美談ととらえたんです。
それから「鯉山町には正直者が多い」なんて
子供に言い伝えられているそうですよ(*'▽')
ホテルのすぐ東側の道にありますので
ぜひ見てみてくださいね。
ちまきのご利益は立身出世・開運招福です♪
次回は「黒主山(くろぬしやま)」です!
お楽しみに〜!
以上本田でした〜
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