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ホテルビスタプレミオ京都 和邸のお知らせ・ブログ
祇園祭やまほこのお話VOL.30【浄妙山】
更新 : 2021/7/28 18:30
毎日祇園祭の山鉾をご紹介していきます!
祇園祭のことを少しでも知っていただけたらうれしいです♪
さて、本日はVol.30
2本アップデー!!!
【浄妙山(じょうみょうやま)】です!
由来となっているのはさかのぼる事800年前。
宇治川の合戦での先陣の争いにおける
筒井浄妙(つついじょうみょう)と
一来法師(いちらいほうし)という僧兵のワンシーンです。
浄妙が敵陣を迎え撃とうと橋に駆け出していき
あれよあれよと敵兵をやっつけていくのですが
数の多い敵陣に持っていた武器を川に落とすわ
折ってしまうわでピンチに。。
すると後ろから弟子の一来法師が
助けようと追いかけてくるのですが
橋が狭く追い越そうにも追い越せない。
そこで
「悪しゅう候(あしゅうそうろう)、御免あれ」
といって浄妙の頭上をひょいっと飛び越えて
浄妙を助けました。
一来法師は残念ながらここで討ち死してしまいます。
この山はそのひょいっの瞬間が
表現されています(`・ω・´)
浄妙の頭に手をついて
高く空を飛ぶように宙に浮かぶ一来法師。
とっても迫力があります!
橋げたには矢が何本も突き刺さっていて
戦のすさまじい雰囲気も出ています。
橋弁慶山(牛若丸が欄干に片足で乗っている山)
と同じように精緻な技術を駆使した山なんです!
この合戦がきっかけで平家が滅び
源頼朝が鎌倉幕府をひらいたということもあり
この浄妙山は縁起のいい勝ち運の山として
今日まで歴史をつないでいるんです(*´ω`*)
浄妙は平家打倒のために
ものすごい活躍した屈強な兵士。
ちまきのご利益は勝運・厄除けですので
ものすごいパワーがあやかれそうです(*^-^*)
巡行の際にはぜひ迫力のある戦争のワンシーンに
注目してみてください☆
次回は
「八幡山(はちまんやま)」です!
お楽しみに〜!
以上本田でした〜
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