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おもひで野 じんでのお知らせ・ブログ
蛍
更新 : 2008/6/22 20:22
3月7日、土肥蛍の幼虫を水槽から大きいもの小さいものに仕分けして大きいもの(2cm以上)については佐藤宅の特製幼虫育成ハウス内の水槽に放流、小さいものについては更に一年水槽にて育成します。幼虫が食べ尽くしたカワニナの残骸は水槽から出して捨てます。
ハウスの水槽で幼虫は1ヶ月ほど生活し通常ですと4月10日頃の午後7時頃からハウスの水槽から廻りの土に上陸し土中に潜り込みサナギになり約50日後の6月初旬に蛍としいて飛び立ちます。上陸の際に幼虫が発光する青白い光は幻想的で特に春雨の降る夜に大移動するケースが多く見られます。
土肥蛍=土肥の馬場地区で育った源氏蛍で地元での呼び名、2004年3月には伊豆長岡へ1000匹ほどの幼虫が譲られています。
小土肥は源氏蛍と平家蛍が小土肥山川河畔に仲良く棲息する珍しい土地です。
源氏蛍は体長10_から20_、胸背が淡い赤色、羽は黒色。平家蛍は体長7
_から10_であまり舞わないで源氏より小さく共に光は熱くありません。