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おもひで野 じんでのお知らせ・ブログ
土肥琵琶
更新 : 2008/6/22 20:46
びわ・びわワイン(6月初旬)
土肥の白枇杷は、明治十年に中国から持ち帰られた種を県令大迫偵清が、県下十三郡の篤志家に四〜五粒づつ送り見事、栽培に成功したのが土肥町でした。
この白枇杷は、六月の初旬から中旬にかけてが収穫期で、ふつうの黄赤色の果肉の枇杷と比べると小粒で種が大きいのですが、甘味、酸味のバランスがよく、天皇陛下に献上されたことがあります。
また、果肉が柔らかく傷つきやすいので市場にはあまりでまわりません。
枇杷ワインはこの白枇杷を主原料としてつくられており、枇杷特有の繊細な香りと、高貴で上品な味わいの甘口のワインです。
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