宿番号:321277
ニューオータニイン札幌のお知らせ・ブログ
【法事】それとも【法要】一瞬「…?」となりませんか
更新 : 2013/11/23 16:51
バンケットコーディネーションを担当する海野信幸支配人に、
素朴な疑問をいろいろ尋ねてみました。
法事と法要はどちらも同じ意味?
「ご住職にお経をあげてもらうことを“法要”、
法要とその後の食事も含めた供養全体が“法事”です。」
法要は何のため?
「法要とは、仏になった故人を供養するという意味の
仏教用語(追善供養ともいいます)法要は故人を偲び、
冥福を祈るために営むものです。」
それではその冥福って?
「読んで字のごとく、“冥途の幸福”を略して冥福。
故人があの世でよい報いを受けられるよう願い、
この世に残された者が供養をします。」
法要に出席する意義は?
「それは、故人が設けてくれた人と人との
ご縁に対し感謝の思いを新たにし、
『この方がいたから今の自分がある』といった、
身のまわりの大切なつながりを再確認することです。」
年忌法要はずーっと続くの?
「年忌法要は極楽浄土に行った故人を、
さらなる精進の道へと導くために営むもの。
一周忌、
三回忌、
七回忌、
十三回忌、
十七回忌、
二十三回忌、
二十七回忌と続き、
三十三回忌で故人は菩薩の道に入り
“ご先祖さま=守り神”となります。
仏教界ではその後もさらに五十回忌、百回忌と続きますが、
一般的には三十三回忌または五十回忌をもって弔い上げ(法要の締めくくり)とします。」
過去にニューオータニイン札幌で行われた例は、
三十三回忌が最長記録。
毎月開催しておりますご法要相談会では、
誰に聞くべきか迷ってしまうことも、お気軽にご質問ください。
一周忌は命日から満一年目、
三回忌以降は数え年となります。