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今津サンブリッジホテルのお知らせ・ブログ
朽木 興聖寺と足利庭園
更新 : 2010/10/22 20:26
戦国時代から江戸時代にかけて、延々十八里の街道を通って若狭から京の都まで鯖が運ばれた事から由来する「鯖街道」が通る、山間の旧宿場町「朽木」。その大自然の中に佇む「興聖寺」は鎌倉時代初期、近江源氏佐々木信綱の要請によってこの地を訪れた曹洞宗の開祖・道元が、領主朽木氏に創建をすすめたのがはじまりといわれています。本尊の木造釈迦如来坐像は、伝教大師の遺作と称される平安時代の名作で、檜の寄木造りで、その優美さと尊厳さをそなえた仏像は国の重要文化財に指定されています。また国の名勝に指定されている境内の足利庭園(旧秀隣寺庭園)は、京都を逃れた足利将軍義晴のために造営されたものといわれ、白州正子の「かくれ里」や司馬遼太郎の「街道をゆく」にも紹介される隠れた名園です。ひと足早く晩秋をむかえる静かな山里に、歴史と文化を訪ねてみませんか。
【ホテルより車で約25分:詳しくはこちら→http://www.koushoji.jp/ 】
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