新大阪江坂東急インのフロントがある２Ｆロビーは、年間を通じ、季節に見合ったオブジェを展示して参りました。
早々に梅雨が明け、「夏」真っ盛りとなって参りましたので、そろそろオブジェも「夏バージョン」に変更しなければなりません。

と思っていたところ、『プリザーブドフラワー』の作品をロビーに展示したい、とのお話しを頂戴致しました。
もちろん、「ＯＫ」です。

ところで、『プリザーブドフラワー』って、ご存じですか？
「ブリザード」って？
それは違います。
「ブリザード」は、気象用語で、局地で吹き荒れる「暴風雪」のことですから、「暴風雪の花」という意味になってしまいます（ちょっと、怖い）。
「プリザーブド（ｐｒｅｓｅｒｖｅｄ）」ですよ。
英語で「ｐｒｅｓｅｒｖｅ」は、保存する、維持する、防腐処置を施す、という意味です。
ですから、『プリザーブドフラワー』は、長期保存が可能な花、ということになりますね。

『プリザーブドフラワー』は、咲いた状態の生の花に、溶剤を使って加工し、長期間保存出来るようにしたものなんです。
花が長持ちし（保存状態が良ければ、１０年以上も）、しかも水を与える手間も不要ですし、着色によって実在しない花の色を作り出すことも可能なんだそうです。
作品には、バラの花が使われることが多いそうですよ。

で、持参して頂いた作品ですが、見事な作品ばかり・・・
お陰様で、大理石の殺風景なロビーが、華やかになりました。
お客様にも、きっと喜んで頂けると思います。