冬の味覚の王様といえば、やはり「カニ」でしょう。
もちろん、家族全員が大好物です。
ですが・・・
食べる機会は、本当に少なくなりました。
残念です。

以前、仕事の関係で、漁港として有名な鳥取県境港市に３年程住んでいたことがあるのですが、この間は、良く食べました。
特に単価の安い「ベニズワイガニ」は、大きな物でも１枚・１０００円を切る値段で販売されていましたから、やたら食べましたね。
関西で「松葉ガニ」として知られる「ズワイガニ」は、港町でも、さすがに高くて、そうそう食べることは出来ませんでしたが、それでも今よりは身近な存在でした。

境港市から京都市に居を移してからは、年に１度、境港から「ズワイガニ」を送って頂き、懐かしい味を楽しんでいます。

その年に１度の楽しみが、先日、やって参りました。
１人で、ズワイガニ１枚を食べる・・・
クゥ〜、「ゼ・イ・タ・ク！」です。

「カニ」を食べるには、身を取り出すのが面倒なこと（結構、時間が掛かります）、手がベトベトなること、部屋（手も）がカニ臭くなること等、悩ましい問題も多々ありますが、あの美味しさに比べると、そんな問題は霞んでしまいますね。
「カニ」と格闘すること約１時間・・・幸福な時間でした。

Ｈ．ＫＡＴＴＵＮ