宿番号:321691
アルモントホテル京都のお知らせ・ブログ
非日常な空間@大原勝林院・宝泉院の夜間拝観♪
更新 : 2015/5/2 15:25
先日、大原勝林院、宝泉院の夜間拝観へ行って来ました☆
勝林院、宝泉院は三千院の少し奥にあり、向かうまでの参道脇には川が流れており、川の音を聞きながら歩きます。
ちなみに、この三千院付近を流れる川は「呂川」と「律川」で、「この2つの川のせせらぎの音が上手く合うと綺麗な声明になるが、呂と律が合わないと声明も乱れる」ということから「呂律が回らない」という言葉が出来たそうです。
この勝林院と宝泉院には、勝林院の阿弥陀如来像、宝泉院のとても綺麗な音の水琴窟、石の楽器、囲炉裏の部屋、お茶室、離れ、襖絵など見どころが沢山。
そのなかでも、この夜間拝観の一番のおすすめは宝泉院のライトアップされた額縁庭園、盤桓園(ばいかんえん)。
樹齢700年の松の木や竹林、青もみじ、庭園がライトに照らされて浮かび上がり、綺麗で部屋に入ったとたん、思わず見入ってしまいました。
室内は控えめな照明とろうそくの灯りのみ。
そのほのかな灯りによって出来る光と影、暗がりがとても幻想的で、聞こえるのは蛙の鳴き声と虫の声だけ。
ばいかん、とは立ち去り難い、という意味だそうで、その名の通り、別世界に来たような、時間を忘れて見入ってしまう、とても不思議な空間でした。
私が訪れたのは夜間でしたが、昼間も拝観でき、この額縁庭園は、時間ごと、また天候や季節によっても全く違った景色が楽しめるとのことです。
大原と言えば三千院が有名ですが、三千院に行かれた際は、そこから少し足を延ばして、こちらの勝林院、宝泉院にも立ち寄ってみられてはいかがでしょうか☆
□■□春の夜灯り 大原勝林院・宝泉院□■□
住所:京都市左京区大原勝林院町187
電話番号:075−744−2409
夜灯り期間:4/25(土)〜5/6(水)
開門18:00 閉門21:00(拝観受付20:30)
拝観料:一般1,000円 中高校生900円(勝林院 -宝泉院共通参拝券)
交通:京都駅より京都市営地下鉄烏丸線「国際会館駅」下車、京都市バス「国際会館駅前」停留所より19系統に乗車、「大原」停留所(約25分)下車、徒歩約10分
関連する宿泊プラン