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羅城門@京都駅
更新 : 2017/1/7 14:47
皆様、京都駅に「羅城門」があるのをご存知ですか?
羅城門は平安時代当時、朱雀大路と九条通の交差するあたり、現在の千本九条の辺りに位置していました。門を境にして、洛中と洛外、つまり都の内と外を区別しており、東西には門を守護する東寺と西寺が置かれました。(現存するのは東寺のみ。)羅城門も現存せず、跡地は公園となり石碑だけがぽつりと立っているだけです。
実は、平安建都1200年を記念し、1994年に宮大工組合により約一億円をかけて製作された模型があったのですが、その巨大さゆえにJR京都駅近くのビル・メルパルク京都の地下に置かれていました。
これを何とかしようと、昨年の7月に「明日の京都 文化遺産プラットフォーム」による「平安京羅城門模型移設プロジェクト」が立ち上がり、歴史都市、国際観光都市京都の玄関口に相応しいモニュメントとして、京都駅北口広場へ移設されました。
そのサイズは、実物の10分の1(幅8メートル、高さ2・4メートル、奥行き2・1メートル、重さ2トン)という大迫力。
実際に私が写真を撮ったのですが、まるで本物のように見えますね。
京都タワーとの2ショットです!
かつては京の都の玄関であった「羅城門」。芥川龍之介の小説や黒澤明監督の映画の舞台としても取り上げられ、「羅生門」という名称で知られてきました。
この精巧な模型から当時の様子を想像してみるのもまた京都らしくていいのではないでしょうか?
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