旅館としてしっかりとマニュアルに沿いミスのない１００点満点のサービスをしても、
お客様は「いい旅館だったね」という評価をしてくれるだけ。

「浜の湯を利用するたびに、いつも名前で声をかけられるんだ。
なぜあの方が私の名前を知っているのだろう？」
「朝、フロントでの会計時、美術館のパンフレットをさしだされた。
つい先ほど部屋で朝食の片付けをしている客室係に
ちょっと今日の予定の話をしただけなのに。」
などとなぜか驚くようなことを起こす。

そこにはお客様に喜んでいただきたいという純粋な心があり、
そのお客様の感性、性格、ニーズを的確にとらえ先を読み実践する。
１泊２日内で何回お客様に驚きや不思議な感覚を感じてもらえるか？
これが勝負！
いつしかとてつもない大きな感動に変るのだから。
浜の湯が目指しているのは、いい旅館という位置付けではなく、
『感性豊かな旅館』という評価です。

写真は「スイート・プライベート・スパ（貸切風呂）」にある海外のデザイナーズバスタブです。
バリ島のセンセイシャのバスソルトをお楽しみいただけます。


社長　鈴木良成