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  • 季節外れのひまわり畑

    更新 : 2012/10/1 16:44

     少し前までは、今年はどうしてこんなにも暑いのだろう?と
    思っていたのですが、この1週間で本当に秋がやってきたように感じます。
    そろそろドライブにお出かけのお客様には紅葉の状況をご案内する季節です。

     そんな季節にもかかわらず、意外な景色に出会うことがございます。
    「今年は暑かったから、こんな季節外れにもひまわりが咲いているんだ」
    と思われる方もいるかもしれません。

     でも、1本や2本ではなく、ひまわり畑なのはおかしいと思いませんか?
    ひまわりを作物にするのであれば、もっと大きく育つ夏に
    栽培するほうが良いはずです。
     
     実は、このひまわりは作物ではありません。かといって
    観賞用でもありません。このひまわりは、畑の肥料になるのです。
    畑で作っていた作物の収穫を終えた後、もう一度ひまわりの種をまいて育てます。
     
     夏は終わったとはいえ、まだまだ十分な日光を浴びて成長したひまわりは
    たくさんの栄養を作り出します。そのひまわりを刈り取ったりせず
    丸ごと畑の中にすき込み、来年作る作物の肥料としてしまうのです。
    この方法を「緑肥」と言います。

     収穫を終えた畑は順に緑肥の準備に入ります。緑肥にはイネ科やマメ科の
    植物を使うことのが多いそうですが、北海道ではこのひまわりの緑肥が
    増えているのではないでしょうか?
     郊外で季節外れのひまわり畑を見る機会が増えているように感じます。

     農業についてよく知らない私でも、この景色を見るたびに
    「ここの農家の方は、化学肥料ではなく自然の恵みを少しでも
    たくさん畑に取り入れようと頑張っていらっしゃるんだ」と
    とても応援したい気持ちになります。
     
     観賞用の花も心を癒されますが、こうして植えられた花も
    自然を大切にする農業へとつながっていると考えると
    何だか気持ちが大きくなっていくように思えるのです。

     ドライブでは、ひまわり畑も探してみてください。

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