宿番号:321756
札幌グランドホテルのお知らせ・ブログ
「戒めの“湯呑”」。
更新 : 2013/1/12 10:22
北1条の悪代官です。
私のデスクの上の右後方には写真の“湯呑”が置いてあります。
これは自分をかなり強烈に厳しく戒めるための道具です。
週に一回くらい、これの内側を見て自分にゼンマイを巻きます。
昨年8月15日から2泊していただいたお部屋のものです。
客室清掃の係も時間との勝負で毎日業務についています。
1フロアおおよそ20〜40室、その中には「滞在中」もあれば
早い時間のチェックアウトもまたチェックアウト時間が延長になる
場合もあります。まさにさまざまです。
タオル類にしてもベッドにしても、「明らかに手を付けていない状態」で
「そのまままた次のお客様に販売できる状態」であればそれを敢えて壊して
整備し直したりはしませんが、このようなものは「確認」が不可欠。
それを「端折る」わけです、時間短縮の都合から。
しかし言うまでもなくこれは邪道であり、あってならぬことです。
この湯呑の内側がどうゆうことでどうなっているか、
それはご想像にお任せしますが、そのご想像通りのことになっています。
話は簡単。
すべきことは必ずやり、やっちゃならないことは、しない。ということです。
これをいつも視野に入るところに置いてそれを自分に突き刺し、
更に時々はこの内側を見て悔しさを思い出します。
・・・平成18年8月、私が担当していた部署は「たった5万円」足りなくて
売上予算未達ということがあり、あの時も最高に悔しかったですが、
これを見た時も本当に悔しかったですね。
このことを忘れないで、最終的には勝者になれるよう、
一所に懸命やります。
札幌グランドホテルをよろしくお願いします。