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加賀 山代温泉 吉田屋 山王閣のお知らせ・ブログ
岩手〜青森〜宮城。東北へ行ってきました。第1話。
更新 : 2011/9/30 17:48
みなさん、こんにちは。
3日間お休みをさせて頂いている間に東北へ行って参りました。
本来なら春にボランティアで行きたかったのですが調整がつかず、今回はご当地の観光業、旅行業者の方々との交流も含めての旅行でした。
1日目は岩手県のつなぎ温泉、2日目は青森市内、3日目は仙台です。
まずは小松空港から仙台空港へ移動!
もしかして、噂の「787」とか乗れちゃうのか?と思いきや・・・
機体ちっちゃ!(写真参照)
56人乗りの飛行機で、飛行機も階段で乗り降りするんです!
階段で飛行機から降りるなんて、気分はまるでサミットに参加するときの総理大臣です!
小松=仙台間は僅か1時間で着いてしまいます。
その上「787」では決して味わえないであろう、総理大臣気分も味わえる素晴らしいフライトでした。
仙台で待ち受けていたのは、瓦礫を処理して間もないであろう土砂と大きな水溜りだらけの地面、枯れてしまった松の木、そして、海から随分離れた道路沿いにたたずむ壊れた船。
空港からバスで2〜3分すると見えてきた津波に襲われた地域に言葉もでませんでした。
その後、世界遺産に認定された平泉→つなぎ温泉へと移動。
平泉では中尊寺金色堂などの観光スポットはすごい数の人でしたし、泊めて頂いた旅館も震災や先日の台風で被害に合われたようですが、通常通りの営業をされていて同業者としてはとても安心でした。観光地としてだいぶ復興できているようです!
東北地方の旅館の方や旅行業者の方にお話をお伺いしていると、被災地に近い一部の地域の旅館やホテルでは、施設的には打撃が大きかったが、修復が終わった後は全国から来ている警察やボランティアの方々、「復興支援」と題したツアーでかなり先まで満室状態だとか。ただ、被災地から離れるにしたがって、お客様の入り込み状況が良くないようで、東北の観光業にとっての真の復興支援はそのような地域へ行ってあげることですよ、とおしゃられる方々が多かったです。
地震の後の全国的な出控えムードや海外からのお客様の減少は、東北も含めて全国の旅館・ホテルにとって大きな問題になっています。「復興支援」のとはどうあるべきなのか?ちょっと考えさせられる一日でした。
続く。
旅行はいろんな業種に経済効果がありますよ!お家でじっとしているよりは、ぜひ旅行にでかけましょう!明日もまだ空室ありますよ!
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