さんしゅゆの蕾。（3/30撮影／当館の四万たむらのお庭にて）

庭のさんしゅゆの木　なる鈴かけて♪
鈴の鳴るときゃ　出ておじゃれよ


さんしゅゆの花は、早春の山で見かけるというイメージですが
歌を知っている人は、山の人に限りません。

歌を調べ直してみると、
宮崎県椎葉村の民謡・稗搗（ひえつき）節
壇ノ浦の合戦に敗れた平家の落人の姫と、那須与一宗高の弟の大八郎宗久の悲恋を謡ったものです。
ざっくり書くと、こんな感じです。
壇ノ浦とか、平家とか、那須与一。
もう、まったく東国とは縁がないワードの数々。それでも、那須大八郎宗久は鎌倉からの帰還命令がくだり下野の国へ戻ったというくだりが、かろうじて馴染みのある言葉でしょうかね。群馬は上野の国ですけど。


20170406
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