京都市電が走っていた街〜昭和51年と今の加茂大橋〜
更新 : 2019/8/12 14:34
昭和51年2月27日に写した1枚目の写真、後方の山が大文字山で、8月16日夜、京の風物詩の一つ、五山の送り火が点火されます。
起源は諸説ありますが、あの世へ帰っていくお精霊さんが道に迷わないように、山々に道しるべのように炎を燃え上がらせる、そのような意味も込められているのが送り火です。
橋の上は「大」の真正面の特等席になるため早くから人の渦となり、市電も人波をかき分けそろりそろりと走行しました。
この付近には大きな建物は建築されていませんが、それでも遠くに小さく見えていた京都大学の時計塔は見ることが出来なくなりました。
橋の向こう側に京阪電鉄鴨東線が平成元年10月に延伸開業し、停留所名も「出町柳駅前」になりました。
上の写真から43年後、先日8月11日に撮影したのが次の写真です
令和元年8月11日撮影
五山送り火、最初に点灯される如意ヶ岳大文字
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