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宿番号:322184

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ハイクラス

道後温泉
市電道後温泉行き終点下車。徒歩5分。松山自動車道松山IC下車道後方面へ25分。

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  • ちょっと小噺を(^^)

    更新 : 2012/6/8 21:36

    ホテルから徒歩30分、お遍路の51番札所といえば「石手寺」です。
    昔は安養寺と言われてました。今日は石手寺と名前が変わった由来を♪

    その昔、松山に衛門三郎という者がいました。とても裕福でしたが強欲で
    あるときあわれれな身なりをした一人の僧が彼の家に托鉢に来ました。
    けれども彼はこの僧を追い返し・・・結局追い返すこと7日間!!
    8日目に僧が再び現れた時に、彼は僧の持っていた鉢をたたき割り
    その鉢は8つに割れてしまいました・・・それ以来、僧は現れなくなりました。

    8人の衛門三郎の子供がそれ以来、毎年1人ずつ死んでゆき・・・
    8年経ったときには、彼の子供は全て死に絶えていました。
    子供がいなくなったある夜、弘法大師が彼の枕元に立ち、そこで彼は
    8年前の僧が弘法大師だと気付き、激しく後悔したそうです。

    それから彼は私財を全て放棄して、大師を追って遍路の旅へと出ます=3
    数十回も巡礼しても大師には会えませんでした。
    そこで彼は大師に合うために、逆回りで巡礼しました(逆打ちも彼が元祖)
    会えないまま数十年という歳月が過ぎてゆきました・・・
    旅の途中、病に倒れいよいよ死期が迫ってきます。

    その時です!!ようやく弘法大師に会えました(^^)
    彼はまず自分の非礼を大師にお詫びしました。
    「死の最期に何か望みはあるか?」と大師が彼に尋ねます。
    「河野家(当時の松山の領主)に生まれ変わりたい」と言い
    彼はついに息を引き取ってしまいました・・・。
    弘法大師は道に落ちていた小石を拾い、「衛門三郎再来」と石に書き
    死んだ彼の左手に握らせました。

    時は経ち、河野家に長男が誕生しました。
    しかしその子は左手をずっと握ったまま開こうとしません。
    親は何かの祟りかと心配して、安養寺の住職に祈祷をお願いしました。
    するとその子供の左手は見事開きました♪
    ・・・そして一つの石がポロッと手から落ちました。
    そしてその石には「衛門三郎再来」と書いてあったのです(^^)/

    その石は安養字に奉納されて、そのお寺の宝となっています。


    ・・・そして安養寺はいつしか「石手寺」と言われるようになりました(^^)

    ↑の写真は石手寺の入り口にある、衛門三郎の石像です。

    こんなふか〜〜い言われがあるんです(^^)

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