宿番号:322275
伊勢志摩伝統文化、一年中かけておく注連縄
更新 : 2016/12/31 19:15
【注連縄張り直しました!】
伊勢志摩では注連縄を1年中つけております。
一般の家庭では「蘇民将来子孫家門」と
書いてある場合が多くございます。
その昔、須佐之男命がこの地に訪れた際、
宿泊場所を探していました。
この地には将来兄弟が住んでおり、
弟の巨旦将来という裕福な者に
請うたところ断られてしまいました。
ですが、大変貧しい蘇民将来という兄に請うたところ、
貧しいながらも精一杯のおもてなしで、
もてなしてくれたそうです。
そこで
「後の世に疫病あらば、蘇民将来の子孫と云いて、その茅の輪を腰に付けたる者は、難を逃れるであろう」
以来、蘇民家は、後の疫病が流行っても免れ、
代々栄えたそうです。
その故事にあやかり、
玄関に1年中かけているのです。
ぜひ、ご来館の際にはご覧下さい。
蘇民将来には敵わないかもしれませんが、
当館なりの精一杯のおもてなしをさせて頂きます!
関連する周辺観光情報
関連する宿泊プラン