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はるみや旅館のお知らせ・ブログ
エコで復興!
更新 : 2012/5/4 16:03
最近の新聞やテレビニュースでもご覧頂いた方もいらっしゃると思いますが、土湯では地元の有志達が温泉熱を利用した発電システムの導入で、電力の地産地消と温泉街復活を目指しています。土湯には「あらふど(新足)の会」というのがあります。あらふどとは「新雪を最初に踏み固め、道を作る」という意味で、昔から町の活性化に取り組んでいるのです。最近の活動は積極的ではありませんでしたが、復興のため再出発という気持ちです!
復興の切り札として、電力の自給自足。湧き出た温泉の熱で低沸点のアンモニアなどを沸騰させて、発電タービンを回すシステムで、地中深くから高温蒸気を取り出し大規模プラントで発電する従来方式とは違い、余った温水を有効利用できる上、環境破壊が避けられる利点もあります。
2013年度中に毎時500キロワットの設備を完成させる予定です。
また温泉街を流れる荒川では小水力発電も計画しており、将来的には1100キロワットを発電、土湯全体の電気を賄いたいと考えています。
温泉街丸ごとの電力自給が実現すれば全国初となります。
エコ活動の先駆けとしても、全国のモデル地域としても、土湯温泉が沢山の方の復興の糧となれば嬉しく思います。土湯の活動を見守って応援して頂ければ幸いです。
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