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はるみや旅館のお知らせ・ブログ
土湯の名産 【土湯こけし】とは?
更新 : 2019/1/14 18:09
本日は晴れ 外気温は只今5℃でございます。
昨年よりも暖かな日が続いており、過ごしやすい寒さです。
さて、本日は改めまして土湯温泉の名産【土湯こけし】についてご紹介を致します。
土湯温泉は遠刈田、鳴子と並ぶ三大こけし発祥地と言われています。
こけし工人の手によって一片の木の塊が削られ、少しずつ生命を吹き込まれながら優しい表情のこけしにへと生まれます。
木地職人の技術の土湯への電播には三つの説があるとされているそうで、
一つは天正19年(1591年)蒲生氏郷が会津に転封されたとき、近江木地挽きの職人を5人連れてきたとされる説。
二つ目は寛永8年(1634年)信州高遠から会津に移封された保科正之が木地屋を連れてきたとされる説。
三つ目はそれ以前から会津の木地屋より高森部落へ伝えられたとする説。
どれが正しいのかは、史が古すぎて定かではありませんが、どれも会津からの伝来を主張しておりますね。
優しく見つめてくれるような独特の表情と、素朴な木の手触りを持つ「土湯こけし」は、今も昔も変わることなく多くの人の心を和ませてくれます。
そんな土湯こけしは、土湯温泉街内にある「まつや物産店」さんや「山根会津屋」さん、「高定(たかさだ)商店」さん等でお買い求めいただけます。
当館の部屋鍵は、全客室ともまつや物産店の 阿部国敏 工人にお願いしてお作り頂いたものです。
伝統の土湯こけしを踏襲しつつ、可愛らしく作ってくださいました。