宿番号:322505
グリッズプレミアムホテル熊本(2024年4月1日オープン)のお知らせ・ブログ
8月15、16日「山鹿灯籠まつり」。
更新 : 2025/8/4 12:31
九州で開催される夏祭りの中でも、ひと際多くの観客、高い人気を誇るお祭り「山鹿灯籠まつり」が、今年も8月15、16日の2日間で開催。
山鹿の町全体を幻想的な彩りを帯びた燈籠で映し出し、頭に金灯籠を掲げた浴衣姿の女性たちが、ゆったりとした情緒漂う「よへほ節」の調べにのせて優雅に舞い踊る光景は、異世界に迷い込んだかのような錯覚を覚えさせます。
古の町並みと光が織り成す絶景を愛でる2日間、まだ行ったことのない方は、是非一度、訪れてみて下さい!
【山鹿灯籠まつり】
日時:8月15(金)、16(日)
和紙と糊だけで作られた山鹿の伝統工芸品、「山鹿灯籠」。
その起源は、深い霧に行く手を阻まれた第12代景行天皇のご巡幸を、山鹿の里人たちが松明を掲げ無事にお迎えしたことに由来します。以来、里人たちは行在所跡(現在の大宮神社)に天皇を祀り、毎年灯火を献上するようになったのが始まりとされています。
室町時代になると紙製の金灯籠に姿を変え、その後、金灯籠を頭に掲げた女性が舞い踊る「山鹿灯籠踊り」が誕生し、祭りの代名詞ともいえる千人灯籠踊りが生まれました。
お祭りの中で詠い踊られる「よへほ節」。温泉街としても山鹿において、もともと酒席、いわゆるお座敷唄として歌われていたようです。「よへほ」の語源については、「酔へ+ほ」からきたのではないかという説があり、「ほ」というのは肥後弁特有の、他人に何かを促すとき、相手の気を惹いたりする意味があるため、『よへほ=お酒を勧めている』ことになります。
お祭りでは、山鹿市内各所(27カ所)に灯籠師たちが制作した奉納灯籠が展示され、15日(金)には、地元の花火業者2者による花火大会が実施され、16日(土)20時から「山鹿小学校グラウンド」を会場とし、このお祭りの一番のハイライト、圧巻の光景が楽しめる「千人灯籠踊り」が開催されます。
また国の重要文化財の一つでもある「八千代座」では、お祭りの期間中、山鹿灯籠踊りの演舞や和楽器の演奏などの特別プログラムが開催されることもあります。不定形での開催なので、事前に「八千代座」のHPをご確認下さい。
「千人灯籠踊り」にて女性たちが被る金灯籠は、和紙と糊だけで作られた伝統工芸品。「祭りやお酒にお酔いなさいよ、ホラッ」の意味を持つ「よへほ〜」という語りかけが繰り返される、山鹿の民謡「よへほ節」の踊りを守り、優雅でしなやかに踊る灯籠娘たちの舞い踊る姿は見る者の心まで魅了します。
関連する周辺観光情報
関連する宿泊プラン