猛暑のこの夏。
皆様お元気にお過ごしですか？

熱海の夏と言えば、言わずと知れた海上花火大会。
今年の夏は、コロナの感染拡大を防止する為、数々のイベントも中止となる中、厄病一掃を願う本来の花火の目的を柱に据えて、何とか開催の運びとなった事は、以前の宿ログでもお伝えした通りです。

初回の８月５日の花火も無事に終わり、１８日には夏の２回目が打ち上げられました。
玉の湯では、各お部屋から、まさに目の前に打ち上げられる花火を、皆様拍手もまじえて楽しんで下さった様です。
「今年の花火は、ひとしおの感動がありますね」と言う、お馴染み様のお声も聞かれました。

親水公園では、外での花火を楽しむ方の為の場所の目印も設けられ、皆様その通りに適度にソーシャルディスタンスを保って観覧なさいました。
例年に比べると、人出はグッと少なかった様で、それは寂しい事でもありますが、裏返せば、自粛して収束を願おうという多くの皆様の心の現われでもあったでしょうか。

コロナよ、去れ！
熱海の元気を取り戻せ！
そんな願いものせて、１８日の花火では、特別な二尺玉も打ち上げられました。
ズーン！と、体に伝わる重々しい炸裂音は、どなたの心にもしっかりとした思い出として刻まれた事と思います。

熱海の夏の夜空には、やっぱり花火がなくちゃね！
どなたもきっとそう感じ、元気をもらった筈です。

皆様にも、花火を通して、沢山の元気をお届けしたいです。
この夏は、あと三度の花火大会があります。
まだまだ間に合いますね。

様々な思いは、重厚な花火の音と共に夜空にとばしてしまいましょう。
お待ちしています。

熱海の花火の醍醐味。
それは、空中ナイアガラと、忘れてはならないのがデジタル花火。
夏の夜の物語は、くっきりと夜空に描かれていくのです。