いつも和多屋別荘をご愛顧いただき誠に有難うございます。
和多屋別荘には、いたるところにアート作品が展示されています。
若手アーティストの展示会やイベントも積極的に行っています。
館内ではさまざまな作品を展示している為、ご滞在中自然とアート作品に触れる機会を持って頂けます。
その中から今回ご紹介しますのが、切り絵作家・矢口加奈子さんの作品です。

和多屋別荘と矢口さんとの出会いは、2021年の暮れ。
歴史ある空間とホスピタリティや様々な取り組みに魅せられた矢口さんは、この空間でご自身だけの表現をしたいと考えました。
その想いを私どもが受け止めて膨らませ、構想してきた「かたち」をお披露目したのが、2023年3月に開催したPOP UP STORE『蒼々と颯爽と〜その瞬間だけの一枚を』。
以来、機会があるごとに和多屋別荘に立ち寄って頂き、その度にインスピレーションを得られて、創作活動に繋げられています。

一枚の紙を　折る　切る　開く
折られた紙を切り開くと、偶然にできる「かたち」が現れます。
人との出会いが偶然なのか必然なのかが、わからないように、その「かたち」は偶然ではなく、必然かもしれません。
誰にでもできそうだけど、私にしかできない芸術。
私もできるけど、誰にでもできる芸術。
それが切り絵の世界です。

和多屋別荘には、現在も至るところに矢口さんの作品を展示しています。
和多屋別荘の敷地内の植物の葉や花びらの形、川の流れやそこに生息する生き物、建物の形などから着想を得て、作品に反映されています。
これはなんの形を切り絵に表現されたのかな、と想像しながら作品を眺めるのも楽しみ方のひとつです。
和多屋別荘にご来館の際には、ぜひ矢口加奈子さんの切り絵の世界に触れてみてください。
たくさんのお越しをお待ちしております。