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「日本スキー発祥記念館」を訪ねて
更新 : 2024/11/25 14:50
明治44年1月12日。上越市において、日本で初めての本格的なスキー指導が行われました。
これが日本のスキーの始まりといわれています。
指導したのはレルヒ少佐。
日露戦争(明治37、38年)でロシア帝国に勝利した日本陸軍の研究のため、
交換将校として来日したオーストリア・ハンガリー帝国の軍人です。
明治44年といえば西暦1911年、いまから113年前の出来事になります。
場所は第13師団歩兵第58連隊の営庭や高田の金谷山。
指導法はツダルスキー方式で、一本の杖を使う「リリエンフェルト式スキー術」でした。
圧雪車などない時代ですから、現代の様なレジャーとして楽しむスキーというよりも、
雪の中を突き進む実利を目的としたスキーであったようです。
レルヒ少佐がスキー指導をした金谷山には、現在「スキー発祥記念館」が建てられています。
スキーシーズンもすぐそこです。興味のある方は一度訪ねてみてはいかがでしょうか。
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