皆様こんにちは。
10月も中頃になり
日中は30度を超える日もございますが、
夜間の吹く風がようやく涼やかになってきました。

今月の大きな行事といえば10/22（火）の「時代祭」と「鞍馬の火祭り」です。
今週は「時代祭」についてご案内致します。
「時代祭」は5月の葵祭、7月の「祇園祭」と共に「京都三大祭」の一つです。
とりわけ、京都御所から平安神宮までの「時代行列」がおなじみかと思います。
平安遷都110年記念として桓武天皇をご祭神に平安神宮が創建され、
昭和に入ってからは孝明天皇もご一緒におまつりされています。

この両祭神に年一度、鳳輦（ほうれん）に両天皇の御霊代を奉安しご巡行頂いて、
京都市民の安寧と繁栄をご覧頂いているというのが「時代祭」の本義です。
神様がお出ましになる神幸列のお供として、各時代の列が付き従っているのです。

なぜ時代を遡るのでしょうか？
これは今があるのは昨日、昨日があるのは一昨日があるから…という今を中心にする、神道の「今中（なかいま）」
という、考えに則ったものだそうです。
時代考証に基づく各時代飾束は必見です。
是非、お越し下さい。

＊＊観光情報　その他＊＊

大徳寺本坊　高桐院「・涼展」　9：00〜16：30