宿番号:324130
高松国際ホテルのお知らせ・ブログ
地元民しか行かないであろううどん屋さん
更新 : 2025/2/13 3:02
みなさんこんにちわ、正月からこっち贅沢なものばかり食べてて、尿酸値爆上げ、歩くのも苦痛なフロントNです。
三泊四日1人旅行で、移動も食事も常にビールを飲んでいたのも悪かったみたいです。
なんというか、普通の生活に戻りたいと思って、ほんのりとした昔ながらのうどんを求めて、香川県の少し東方面へ。
黄色の看板が目立つ「松乃家生麺」さんへ。製麺ではなく生麺と看板には書いています。
ガラガラっと引き戸を開けると大きな釜がみえます。歴史を感じさせる釜です。こんな釜は、坂出にある山下うどんくらいしかありません。それもそのはず、製麺業から創業90年以上の歴史があります。
さて、入ってすぐの所に丼が並んでいます。何玉を食べるのかは、この丼で決定します。
私は、2玉用の丼を持ってお店のおっちゃんに渡しました。
うどんを入れて貰って、自分で温めて、出汁をかけて、竹輪天を取ります。
奥のカウンター席に行って、ズルズルっと。 ぅふ〜〜ん ほんわかして変な吐息が出ます。
今時の、強いコシや、滑らかな麺肌、素晴らしい喉ごし、驚くほど出汁の効いたツユ、ぜーーんぶありませーーーん。
地味〜なうどんに、特徴のない出汁、だけど、無性に食べたいと思う時がある。香川県の昔からあるまさに、ザ・うどん屋さんです。
昨今の、県外からうどん屋巡りに来られる方々には、恐らく選択肢にも入らないであろうと思いますが、地元民からは強力なファンがいるのがわかります。
かく言う私も、仕事終わりで家とは逆方向なのに来てしまいます。
昭和世代の私たちは、県内のあちこちにあった、こういううどん屋さんで育ったんです。
なくなって欲しくない、香川県の昭和の文化ですね。
最後に出汁を飲み干して、熱いお茶でホッとしてごちそうさまでした。
こちらで、食べたい玉数の丼を取ります。一度、5玉に挑戦しようかと思っています。
この情景が、まさに昭和のうどん屋です。
ここで、うどんを温めます。
出汁とトッピングを入れて出来上がり。
※松乃家生麺
香川県さぬき市津田町津田1011-10
TEL:0879-42-2148
営業時間:9時〜14時 日曜祝日定休