ボージョレヌーボーはフランスのボージョレでつくられたガメイ種100％と決められています。
その中でも、村指定（ヴィラージュ）、古樹など希少価 値が高く味も優れたものはなかなか一般では手に入りません。
気分を楽しもうとその辺に売ってるものを飲むとただただ酸っぱいだけだったりすることも多いの では・・。
しかしながらイタリアワインの新酒の規定はありません。有名な、皆さんが知ってるものもあるのです。
有名なワインの新酒だからと いっておいしいとは限りません。
たとえばバローロ、ネッビオーロ種100％で造られる高いワインです。
しかしネッビオーロ種という葡萄、皮が分厚 くタンニンが強くしかも糖度が低い。したがって直ぐには飲めるようなものではありません。

ワインはまず葡萄を知ることです。
そこでお勧めするのが南イタリア、プーリア州のIGTワイン、フェラド モナチ プリシティーボ ノヴェッロサイレント2014年（写真）。
名前は長いですが、2,000円前後で、葡萄はプリミティーヴォ100％新酒ならではのフレッシュ感とまろやかな口当たり、ほんとに新酒かと思わせてくれるます。
残念ながら、当ホテルでは仕入れることが出来ませんでしたが、皆様一度お試しください。
ちなみに、イタリアでは10月30日が新種の解禁日なので、一足早く飲むことが出来ます！
フランスのボジョレヌーボと比べるのも楽しいかもしれません。
お祭りと言えども、美味しいものを味わいたいものです！

追伸：イタリア政府の回し者ではありません。