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大谷山荘のお知らせ・ブログ
【観光】夕暮れから夜にかけて撮影!「東後畑棚田」
更新 : 2020/5/27 12:22
「東後畑棚田」は日本海を望む長門市油谷地区にある棚田で、「日本の棚田百選」にも数えられる名所でございます。
大谷山荘からは車で約40分、長門市の観光名所である千畳敷からは車で6分の距離と近く、このエリアの観光には是非加えて頂きたいスポットです。
稲穂が青々と伸びる夏の時期、田が金色に変わる秋など、年間を通じ見どころがございますが、特に注目されるのは、5月下旬から6月上旬にかけての田植えの季節。青空が映り込む水田と海景色の組み合わせが爽やかな景色をつくる日中、水平線に沈む太陽の光で朱く染まる夕暮れ、シーズンを迎えるイカ釣り漁船の漁火が海を彩る夜と、見どころが多くございます。
今回は棚田の表情の変化をより感じていただける、夕焼けが夜空に変わりゆくまでの時間帯をご案内いたします。
※撮影日:2020年5月21日(日没は19:27頃)
■19:00(日没前):日の光が水面を染め始める。
すでに棚田の水張りが進み、田植えも行われているようでした。
まだ周囲は明るく、青々としたあぜ道や苗、足元に咲く小さな花までよく見える時間帯です。
■19:20(日没前):空が陽に焼かれ、夕焼けのグラデーションが美しくなる。
太陽が水平線に近くなり、空がオレンジ色に変わる頃、周囲の草木は影をさして、切り絵のように水田を黒く縁取るようになりました。周りが明るい間は観察しづらかった稲が、点線を描くように浮かび上がってきます。
■19:32(日没後):落ち着いた夜の景色に変わる。
水平線に太陽が沈みこむと、空が穏やかになり、ゆっくりと夜の景色に変わっていきます。
5月下旬とはいえ、日没後は16℃前後。少し肌寒さを感じますので、長時間滞在の際は、はおりものの持参をお勧めいたします。
■19:55(日没後):漁火が少しづつ現れはじめる。
日の光を残しながらも、天頂は藍色の深さを増してきました。海を眺めていると、先程までなかった漁火の灯りが一つ、また一つと増えていきます。潮の高さや天候によっても漁に出られるかが変わるため、出会える景色が日々異なるのも魅力の一つです。
■20:08(日没後):星、漁火、夜の光がうまれる。
辺りはすっかりと暗くなり、半島の沿岸に街灯が見られるようになりました。田んぼの側で低く鳴るカエルの音が夜の静けさを際立たせます。
空には一番星が輝き始め、海に浮かぶ漁火もいっそう光を強めるこの時間帯は、この季節ならではの一枚が撮れる狙い目です。
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