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本日!第39回逍遥忌記念祭
更新 : 2010/2/28 6:42
わが国の教育、文学、演劇などの近代化におおきな足跡を残した坪内逍遙は、晩年を熱海で過ごし、彼の最大の業績ともいえる「シェークスピア全集」の翻訳は熱海の住まい「双柿舎(そうししゃ)」でなされました。
また、芸者や旅館の主など地元の人たちとも深い交流を持ち、熱海芸者のために舞踏の新曲「熱海の栄」を作詞、振付し、現在でも「熱海市歌」として歌い継がれる「熱海町歌」の作詞や、熱海の歴史や伝統を題材にした「熱海町民のためのページェント」なども制作しました。
このような逍遙の偉業をたたえ、遺徳を偲ぶために、命日である2月28日(毎年恒例)、「第39回逍遙忌記念祭」が行われます。
今回は、式典として逍遥ゆかりの人達の「お慕いの言葉」奉読、同氏が作詞をした「小蓬莱」「熱海市歌」の斉唱など、そして記念公演として、壌晴彦さん(俳優・演出家・演劇倶楽部「座」主宰)によるひとり芝居「ひとりで『マクベス』」(シェイクスピア作・坪内逍遥訳)を行います。
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