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湯河原温泉湯かけまつり♪
更新 : 2010/5/25 11:00
湯河原は、万葉集にも詠まれた古くからの温泉で、鎌倉時代には武将がその傷をこの湯で癒したと伝えられています。
徳川時代には、傷だけでなく万病に効くことからお湯を樽詰にして将軍家に献上しており、これを「湯道中」と呼んでおりました。
献湯みこしの出発の際は、現在の万葉公園内にある、別名を「湯権現」と呼ばれる「熊野神社」で道中の安全を祈願してお湯をかけ、お払いをする儀式が行われていました。
また、熊野神社の大祭が毎年春と秋に行われていたことから、現在では春の大祭にあたる5月の第4土曜日に「湯かけまつり」として行われています。
「湯かけまつり」は徳川時代に起源を持つ伝統的なおまつりで、現在では、木桶で組み上げた神輿5基が温泉街をパレードし、沿道の人々が神輿に威勢良くお湯をかけるという、神輿の担ぎ手と沿道の観客とが一体になって盛り上がる湯河原ならではの独特なおまつりです。
5基の神輿の担ぎ手は、3基は地元の神輿会、1基は湯河原のきれいどころ“湯河原芸妓”による芸妓神輿、残り1基は、観光協会で企画する「湯かけまつり女性神輿体験ツアー」参加者による神輿です。
おすすめ見学ポイントは2つのメイン会場
「観光会館前広場」と「泉公園」。
こちらの2会場では、甚句にあわせてお神輿が会場内を練り歩き、迫力満点です!今年は22日に終わりましたが、来年はぜひご覧になって下さい。
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