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食文化の違い関東、関西
更新 : 2011/6/26 6:22
「きつねうどん」は、どうやら全国共通のようですね。
「かけうどん」にうすあげを具としてのせたものです。
普通は甘辛く煮たうすあげを使いますが、京都では、味噌汁の具に使ううすあげのように、小さめに切ったものを油抜きしただけで具としている店もあります。
「たぬきうどん」は、昭和20年代前半の東京が発祥のようです。
それまでは、テーブルにおいてある容器から、自由にとってトッピングしていた「揚げ玉(天かす)」を、「ただ」ではもったいないと考えたのか、料金をとって新メニュー「たぬき」を考案したそうです。
それから「たぬきうどん」「たぬきそば」が徐々に広まっていったようです。つまり、関東で「たぬき」といえば、揚げ玉がのったうどん、そばのことです。
「きつねうどん」は、いうまでもなく「あげ」がのったうどんです。
しかし、関西では「きつねそば」は存在しません。なぜなら…。
「たぬき」「たぬきそば」は、カンタンにいうと「きつねうどん」のうどんをそばに替えたものです。
うすあげがはいったそばです。
関東では、「きつねそば」ですね。逆に、関西では、「たぬきうどん」も存在しません。
「きつね」といえば「きつねうどん」のことで、「たぬき」といえば「たぬきそば」のことなんです。色々地方によって食文化も違いますね。
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