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全国二位の巨樹:樹齢二千年の大楠
更新 : 2011/9/3 6:12
西山町にある来宮(きのみや)神社をご紹介します。
古くから来宮大明神と称し、熱海郷の地主の神であって来宮の地に鎮座し、来福・縁起の神として古くから信仰されています。
おおよそ、今から1300年前、和銅三年六月十五日に熱海湾で漁夫が網をおろしていたとき、御木像らしき物がこれに入ったので、不思議に思っていると、童子が現れ『我こそは五十猛命である。この里に波の音の聞こえない七本の楠の洞があるからそこに私を祀りなさい。しからば村人は勿論いり来るものも守護しよう。』と告げられ、村民達が探し当てたのが、この熱海の西山の地でした。
また、御神前に、麦こがし、百合根、ところ、橙をお供えしたところ喜んで召し上がった伝えられています。
今でも六月十五日(新暦七月十五日)になると熱海の氏子は海岸に出て、当時を偲ぶお祭り(七月の例大祭・こがし祭り)が行なわれます。
初詣は毎年、市内外より約10万人の参拝客で賑わい、各種イベントなども行われます。
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