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すき焼のルーツ!
更新 : 2012/2/5 8:50
牛肉を食べる習慣は古くからあったものでなく、文明開化のころからです。
それ以前には、大型動物でいうと、猪宍(いのしし、イノシシの肉。宍は肉の異体字。)、鹿宍(かのしし、シカの肉)、カモシカの肉、馬肉などは食べられていたらしいですが、牛は貴重な労働力なのであまり食べなかったようです。
ところが、明治の文明開化のころ、牛鍋が流行します。なぜかステーキやローストビーフでなく「牛鍋」です。ねぎと一緒に薄い鍋にしょうゆ味で煮立てたものです。もともと外国の食文化である牛肉食を、日本人好みの鍋料理にアレンジして大流行し、ついには日本を代表する料理の一つになりました。
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