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熱海の歴史に触れよう・・・!
更新 : 2012/10/14 5:58
非公開の岩崎別荘、今はなき住友別荘とならび『熱海の三大別荘』と賞賛された起雲閣は、1919年(大正8年)農商相 内田信也の別邸として完成しました。その後、実業家 根津嘉一郎の所有を経て、1947年(昭和22年)に旅館として生まれ変わり、山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、舟橋聖一、武田泰淳など多くの文豪たちに愛されました。緑豊かな庭園には、日本家屋の美しさをとどめる本館と離れ(孔雀の間)や、日本、中国、欧州の装飾や様式を融合させた独特の気品漂う洋館が並びます。日本近代建築の特徴と、暖炉やガラスの採光、そしてローマ風呂といった大正時代以降のモダンな建築様式を残す貴重な文化遺産で、2000年(平成12年)に熱海市の所有となりました。
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