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奥道後 壱湯の守のお知らせ・ブログ
今日の豆☆マメ知識♪紫陽花の風流な名前の由来とは?
更新 : 2010/6/7 19:01
梅雨の訪れを告げる花といえば、紫陽花(あじさい)です。
只今、奥道後では色とりどりの紫陽花がお出迎え中♪
何気なく聞く名称ですが、実は、とっても綺麗な由来があるんですよ。
和名の「あじさい」は、集(あづ)&真藍(さあい)が変化したもの。
集(あづ)は集まる、真藍(さあい)は青い花という意味です。
つまり、あじさいは、「青い花が集まって咲いている」という花の姿を表現した言葉からきました。
また、様々な花の色があるように、別名もたくさんあります。
多彩な色の変化から、「七変化(しちへんげ)」・「八仙花(はっかせん)」。
丸く集まった姿から、「手毬花(てまりばな)」など。
一方、学名は「ヒドランゲア」。
これは、ラテン語で「水の器」という意味です。
アジサイの枝を切ると、1時間もしないうちに萎れてしまいます。
他の草花より葉の気孔が多く、より多くの水分を失うため、水をたくさん
欲しがる性質に由来して、ヒドランゲアという名前がつきました。
薄暗い梅雨空の下でも一際鮮やかに見える色合いも、水を好む性質も、
梅雨にピッタリの花といえますね。