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奥道後 壱湯の守のお知らせ・ブログ
歴史・年輪が刻まれた!館内施設紹介♪『坪中川』
更新 : 2010/12/11 18:20
ホテル奥道後別館周辺には、他にはない食事処がございます。
これらの食事処は、どれも故坪内寿夫翁が接待用に造られたもので、それぞれいわれや歴史、年輪が刻まれております。
「坪中川」は、東京の赤坂にございました料亭「中川」を昭和58年に解体、移築したものです。
初代「中川」は、昭和2年に建てられましたが、戦時中の強制疎開で取り壊され、今の「中川」は、昭和26年8月に再建されたもので、昭和57年まで、戦前戦後、軍部・財閥・政界の要人に使われていた建物です。
時代の流れで廃業することになったのを惜しまれた坪内翁は、女将・中川潮子様の相談にのり、歴史を温存しております。
中川の名前は、初代女将「中川とり」様の中川をとって付けられたと聞いております。
そこに坪内翁の坪をつけ、坪中川として、今日にいたっております。
前庭は足立美術館創設者の足立全康氏の手による純日本庭園で、この庭園を望んで数名以下、10名、20名前後と人数に合わせて三室で大切なお客様の接待にご利用いただいています。
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