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奥道後 壱湯の守のお知らせ・ブログ
俳句の聖地「愛媛・松山」の句碑を紹介!Part1
更新 : 2021/6/27 23:38
「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」と誰もが耳にしたことのある俳句を詠んだ
正岡子規の生まれた「愛媛・松山」は俳句の聖地とも言われ
沢山の『句碑』(俳句を刻んだ石碑)があります。
その数はなんと1000以上!
そんな私達の身近に数多くある句碑の中から、
厳選した句碑を紹介していきたいと思います。
今回は「坊ちゃんカラクリ時計」のある「放生園」に
設置されている句碑をご紹介いたします。
書かれている俳句は
「春風や ふね伊豫(いよ)に寄りて 道後の湯」
作:柳原極堂(やなぎはらきょくどう)
明治30年(1897年)4月3日松山の俳句結社、
松風会例会の席題吟「名所詠こよみ」の句です。
松山に春風がそよそよ吹いてのどかな様子。
春ののんびりした気分が詠まれています。
作者の極堂は、正岡子規の親友で、俳句革新運動を助ける為、
俳誌「ほとゝぎす」(ホトトギス)を明治30年に創刊しました。
また晩年に子規研究およびその顕彰に務め、愛媛県民賞を受け、
松山市名誉市民第一号となりました。
こちらの句碑のある「放生園」には、のんびり浸かれる足湯もあるので、
道後散策の際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
近くに足湯場あります
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