宿番号:324814
奥道後 壱湯の守のお知らせ・ブログ
俳句の聖地・松山に携わった俳人『正岡子規』を紹介!
更新 : 2021/6/30 19:43
一度はその名を聞いたことのあるだろう俳人「正岡子規」。
その生涯は短く、満34歳という若さでこの世を去りました。
しかし、正岡子規は、現代に至るまで名句とされる俳句を数多く残しています。
主な代表作としては、
『柿くえば 鐘がなるなり 法隆寺』
『鶏頭の 十四五本も ありぬべし』
『いくたびも 雪の深さを 尋ねけり』があります。
子規は学生時代に野球に熱中し、自分の幼名「升(のぼる)」にちなんで「野球(のぼーる)」というペンネームを使い、ベースボールを題材にした俳句や短歌を詠んだほか、新聞「日本」の中でベースボールのルールを紹介し、「投者」「打者」「走者」「直球」などの用語を作っています。
このような野球への貢献活動が高く評価され、子規が亡くなった100年後平成14年(2002年)1月に【野球殿堂入り】を果たしました。
掲載している正岡子規の像は、道後温泉駅前、「坊ちゃんカラクリ時計」の横にある「放生園」に設置されており、正岡子規の生涯について詳しく書き刻まれております。
野球帽を被り、バットを持っている姿はまさに野球好きだったことを印象付けられます。
道後に観光に来られた際は、正岡子規の歴史に浸ってみてはいかがでしょうか?
関連する周辺観光情報