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奥道後 壱湯の守のお知らせ・ブログ
5月5日は端午の節句「菖蒲」といえば南楽園
更新 : 2022/5/4 19:31
5月5日のこどもの日は、「端午(たんご)の節句」とも呼ばれます。
端午の「端」には初めという意味があり「午」は「5」と同じ読み方を
することから、端午は初めの5の日、すなわち「毎月5日」のことを
示す言葉として古くから使われてきました。
元々は5月以外の月の5日のことも示していた端午ですが、
月と日の数字が重なる5月5日を指すようになったと言われています。
端午の節句は別名、「菖蒲(しょうぶ)の節句」とも呼ばれます。
昔から、この日には香りの強い菖蒲やよもぎを軒先につるしたり
菖蒲湯に入ったりして厄を払い、多くの人々が無病息災を
願ってきました。武士が活躍する時代になると、
菖蒲を「尚武(しょうぶ)」、つまり武道を重んじるという
考えと関連付けて、勇ましい飾り付けで男の子の誕生を祝い、
それからの健やかな成長を願う日となったそうです。
菖蒲湯に使用する菖蒲は、ショウブ科ショウブ属に分けられる多年草です。
剣のような尖った葉っぱが特徴で、淡い黄緑色で棒状の花を咲かせます。
ただし、葉と同じ緑系統の花色で、長さ5〜10cm、太さ直径1cm前後と
目立つような花ではないため、遠くからでは
見分けがつかないかもしれません。
名前がかぶっている為間違われやすい
花菖蒲は、アヤメ属に分類される多年草で、花びらの付け根が
黄色くなっているのが特徴です。すっとした草姿と、
落ち着いた青紫色をした花が草花で、生け花の花材としても人気があり、
5月5日の端午の節句にもよく飾られています。
県内でも花菖蒲で有名なのが「南楽園」です。
「南楽園」では5月上旬から中旬の「黄菖蒲」
5月下旬から6月上旬に「花菖蒲」が楽しめます。
これから見ごろを迎える「花菖蒲」を見に出かけてみては
いかがでしょうか?
日本庭園 南楽園
愛媛県宇和島市津島町近家甲1813
Tel:0895-32-3344
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