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奥道後 壱湯の守のお知らせ・ブログ
四国八十八ヶ所をご紹介「第47番札所 八坂寺」
更新 : 2022/5/31 15:53
お遍路さんで有名な四国八十八ヶ所霊場をご紹介★
愛媛には26の札所がございます。
今回は46番「浄瑠璃寺」から車で約5分の
47番札所「八坂寺」をご紹介致します。
■第47番札所 熊野山 妙見院 八坂寺
(くまのざん みょうけんいん やさかじ)
■八坂寺の歴史・由来
浄瑠璃寺から北へ約1キロと近い八坂寺との間は
田園のゆるやかな曲がり道をたどる遍路道「四国のみち」といわれ
遍路の元祖といわれる右衛門三郎の伝説と縁深い道です。
修験道の開祖・役行者小角が開基と伝えられ、
1,300年の歴史を有する古いお寺です。山の中腹にあり、
飛鳥時代の大宝元年文武天皇の勅願により伊予の国司越智玉興公が
堂塔を建立しました。このとき、8ヶ所の坂道を切り開いて
創建したことから八坂寺と名付けられました。
また、ますます栄える「いやさか(八坂)」にも由来しています。
弘法大師がこの寺で修法したのは百余年後の弘仁6年(815)、
荒廃した寺を再興して霊場と定めました。
本尊の阿弥陀如来坐像は、浄土教の論理的な基礎を築いた
恵心僧都源信の作と伝えられています。
現在寺のある場所は、十二社権現と紀州の熊野大権現が
祀られていた宮跡で、本堂、大師堂をはじめ権現堂、
鐘楼などが建ちならび、静閑な里寺の雰囲気を漂わせています。
本堂の地下室には、全国の信者から奉納された
阿弥陀尊が約8,000祀られています。
■見どころ
閻魔堂(えんまどう)
本堂と大師堂の間。「極楽の途」「地獄の途」があり、
極楽には美しい浄土が、地獄には餓鬼道、畜生道、
修羅道などが描かれている。
救いの手
本堂にあがる石段の下から10段目の左側。
「九難を去る救い」の手とされ、足や目の病に
効験ある話が伝わる。
宝筺印塔(ほうきょういんとう)
鎌倉時代の石造層塔で、庫裏前の庭園にある寺宝。
不動三尊(いやさか不動尊)
毎年4月29日に全国より修験者を集め、
柴燈大護摩供火生三昧火渡り修行を行っている。
所在地:〒791-1133 愛媛県松山市浄瑠璃町八坂773
電話:089-963-0271
駐車場:あり(無料)
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